ある好事家の記録 主に変な映画の感想

変わった映画を見つけたらそれを語りたいブログ。  主にモンスターパニック映画、特にサメ映画の感想が多め

2018年 好事家的 映画ベスト10







2018年ももうすぐお終いですね。
私ももう年内は新作映画を観ることもなさそうなので、そろそろこういう記事を書いてみたいと思います。
今年は新作だけでも100本以上の映画を観ましたので、それなりに参考になる選出が出来るのではないかと自負しております。

と思っていたんですが、私の趣味嗜好がえらく偏っているためだいぶ変なランキングになってしまいました。本当の映画好きに見られたら怒られそうな気がします。

そのうえ、普段観ている映画の大半がB級以下という特性上、たま~に観ているA級・大作系がほぼ無条件でベスト10に入ってしまうという結果になってしまいました。仕方がないのでこちらは「2018年ワースト10」「2018年珍作10選」等の前座として軽い気持ちでご覧ください。


(※2018年に日本で公開された映画、DVDスルー作品は2018年に発売した作品から)




10.コールド・キラー



いきなりめちゃくちゃ地味な映画ですいません。これがベスト10に食い込んでくる映画ブログはウチぐらいだと思います。いかに普段ろくでもない映画ばっかり観ていたことか。
とはいえ、もちろん本作の出来が悪いわけではありません。
地味と言いつつ「猟奇殺人鬼 vs. ムエタイの達人」という極めて珍しいネタを社会問題と絡めて展開するサイコサスペンスはインパクトも充分ありましたし、アクションも恐怖の煽り方もクオリティ高かったです。

2018/7/22「コールド・キラー 感想











9.最悪の選択


 

正直これは全然好きな映画ではないし面白かったとも言えないんですが、まるで自分の身に起こっているかのようなザワつく感覚を味わわされ、相当イヤ~な気分にさせられました。ということはつまり結構楽しめてしまったというわけですね。ネガティブな方向とはいえ心動かされる作品であったのは確かです。

2018/11/23「最悪の選択 感想













8.マッド・ダディ



突如世界中(?)の親が子を殺しに走る怪現象が発生したという一発ネタで全力疾走した怪作ですが、そんなことよりニコラス・ケイジとランス・ヘンリクセンが死闘を繰り広げるというだけで絶賛せざるを得ない。この2人を闘わせるという発想は無かった。個人的にはエクスペンダブルズでのジェット・リーvsドルフ・ラングレン以来の興奮でした。

2018/12/21「マッド・ダディ 感想














7.トレイン・ミッション



あんまりこのブログでは話題にしてませんが、私は「96時間」が大好きでして多分10回は観てます。つまりリーアム・ニーソンが大好き。そして当然「ロスト・バケーション」の監督であるジャウム・コレット=セラも大好き。そんな人間が本作を上位に入れないわけはありませんね。まあ同じコンビで撮られた「フライト・ゲーム」と大して変わんないんじゃないかと言う気もしましたけどね。サウンドトラックがすごく気に入ったので車でよく聴いてます。

2018/4/4「トレイン・ミッション 感想













6.ランペイジ 巨獣大乱闘



この映画はゴリラが主役みたいなもんなので、ゴリラ映画に興味がない私としてはちょっと微妙なんですがラスボスがワニだったところで高得点。超巨大ワニの圧倒的戦力にボロボロにされてしまう巨大ゴリラ。所詮ゴリラではワニには敵わない。このうえなく超巨大ワニが強そうに見える立派なワニ映画です。そんな超巨大ワニと対等に渡り合っても違和感が全くないドゥエイン・ジョンソンの人外っぷりは流石でした。

2018/5/23「ランペイジ 巨獣大乱闘 感想













5.クワイエット・プレイス



音を立てるとクリーチャーが襲ってくる、なんて当たり前のことも突き詰めれば凄いものが出来るんだなあと感動した一作。逆に言えば音さえ立てなければ生きていける!という世界でせっかくそういう生活に順応してきたのに妊娠・出産しようとするのがちょっと共感しにくいんだけど、そのシーンの緊張感が尋常ではなく頭に焼き付きました。


2018/10/3「クワイエット・プレイス 感想















4.イコライザー2



オッサンが悪党をぶち殺しまくる、なんて脳筋映画はヴァンダムやラングレンが劇場未公開作でやるものだったはずなんですが、リーアム・ニーソンの「96時間」がヒットしてからは色んな一流監督と名優が撮るようになりましたね。本作はデンゼル・ワシントンのせいもあって脳筋どころか知的で高尚な雰囲気すらありますし真っ当に面白すぎて心底感動しました。

2018/10/24「イコライザー2 感想



















3.ハウス・シャーク



本当に申し訳ない。

率直に申し上げてクソ映画です。
まごうことなきZ級映画です。
正真正銘のクソサメ映画です。
でもこれが3位なんです。今年観た新作の100本以上がコレより下であると言いたくはない。特に「イコライザー2」や「クワイエット・プレイス」がコレ以下の出来だとは口が裂けても言えません。いや、当たり前ですね。単なる私の好みです。面白かったんだから仕方ねーだろ!(逆ギレ)

2018/10/25「ハウス・シャーク 感想

















2.MEG ザ・モンスター



鑑賞当時の記事中で「今年のベストはこれで決まり」などとほざいておきながら2位にしてしまいました。しかし、まあ、限りなく1位に近い2位です。サメを題材にしたブロックバスターとして未来永劫語り継がれるであろう超傑作。サメ映画というかジェイソン・ステイサム映画という気もしますし人喰いシーンに物足りなさが残りますがそれでもメガロドンとステイサムの超絶バトルが我々サメ映画マニアの記憶から薄れることはないでしょう。

2018/9/14「MEG ザ・モンスター 感想



















1.シャークネード6 ラスト・チェーンソー




まあ、ベスト1はこれしかあり得ないですよね。と、去年までの私であれば同意を求めることに疑いを抱かないところだったんですが…。日曜日の劇場にわずか4人しか観客がいなかったことで「実はシャークネードファン、いやサメ映画ファンって思ったより少ないのでは?」という疑心暗鬼に陥ることになりました。まあ、それとは関係なく本作の出来は最高にカオスの一言なのでサメ映画ファンに限らず変な映画が好きな人は絶対に観るべきです。
まだ観てない人は1作目から全部入りで非常にお買い得なパクパクパックを買いましょう。

2018/11/4「シャークネード ラスト・チェーンソー4DX 感想









さて、こうしてみると2018年はやはりサメ映画が大豊作であったと結論付けざるを得ませんね。まさか上位3作をサメ映画が独占することになろうとは予想もしていませんでした。ちなみに今年は他にも「シャーク・ショック」「ザ・メガロドン」「ディープブルー2」「ファイブヘッド・ジョーズ」「鮫の惑星:海戦記」などのバラエティに富んだサメ映画がリリースされました。1年で8本! 人気あるんだか無いんだか分かりませんね。


サメ映画のことはともかく、劇場で全国公開されるようなメジャー作品が普通に強いということを改めて認識せざるを得ませんでした。DVDスルー作品の中で光っていたのは「コールド・キラー」と「ハウス・シャーク」ぐらいでしたね。他には「68キル」「キリング・グラウンド」あたりは悪くなかったかなあとは思いますが、ここに入れるほどでもなく。他のやつはワースト10と珍作10選で語りたいと思います。明らかにそっちの方が選び甲斐がある。



まあ、お正月休みに何を観ようか悩んでいる人の参考にでもなれば幸いです。
ただ、「ハウス・シャーク」だけは上位でもオススメはできないのでその辺はご理解のほどよろしくお願いします。


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岩石入道
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自己紹介:
B級~Z級映画が主食。ホラー、モンスターパニック系が特に好き。目についたサメ映画全てチェックしたい
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