製作:2018年アメリカ
配給:東和ピクチャーズ
2020年、謎の凶暴なエイリアンにより人類は滅亡しかかっていた。そのエイリアンは盲目だが聴覚が鋭く、音に反応して襲ってくる。そんな中、手話で意思疎通し極力音を立てないよう生活することで生き延びている一家がいた。彼らは幼い末っ子を失いながらも音を立てない生活を続けていたが、ある時母親が第3子を妊娠する。彼女は無事に出産することができるのか。
いやー、これは大変面白かったですね。
「音を立てると殺される」なんてのはホラー映画では定番の恐怖の煽り方ですが、それをより徹底して最初から最後までずっと貫き通したうえ、そんな世界での生活や出産・育児をテーマに持ってくるなどというやり口は非常に新しいホラー映画体験をもたらしてくれました。
ほとんどの場面で生きるか死ぬか、ギリギリの緊張感がみなぎっており一時も気の休まる時がありません。そのうえ基本しゃべらないし静寂に包まれている中、うっかり音を立ててしまってエイリアンが!みたいなシーンが結構あるので心臓に悪いです。面白かったけどジャンプスケアは大変苦手なので少々疲れました。