変わった映画を見つけたらそれを語りたいブログ。 主にモンスターパニック映画、特にサメ映画の感想が多め
古い食肉加工場をリフォームして作られたIoTマンション「フェアモント・ロフト」。入居者も順調に決まり、オーナーのアレックスは幸福の絶頂にいた。しかし、その食肉加工場では牛だけではなく人間もシメられていた過去があった。食肉加工された者の怨念がAIとアレックスを乗っ取り、何も知らない入居者の肉を狙う。
またAIの反乱ものか、と思ったらそうではなくオーソドックスな幽霊屋敷もの。AIと言っても音声で設備を操作する程度なのでタイトルにするほどAI要素はないです。
どうせなら「呪縛の肉牛マンション」にすれば良かったのに。
表面的には、3人家族の父親が憑りつかれて殺人鬼化していくってことで若干「シャイニング」っぽさを感じます。
殺人が行われていた食肉加工場をIoTマンションにリフォームして自分も住むという神経が理解しにくいところですが、個人的には「実は殺人が行われていた」という要素はいらなかったのではないかと思います。
というのも、序盤~中盤で起こる怪奇現象が主に「TVやモニターに恨めし気な肉牛が映る」ことなので、別に殺された人の怨念じゃなくても「肉牛の怨念」に特化した方がユニークで良かったと思うんですよね。ただその場合、牛肉を食べにくくなるというデメリットが発生しますが、まあ肉を食べる時に少しは殺された動物に想いを馳せることが現代人には必要かもしれないという気もしますし。
(↑アメイジングD.C.公式サイトより)
溺愛してあげる!
湖畔にある別荘に友人たちと静養にやって来たローマ(エフィム・べトゥルニン)。深夜、一人で湖で泳いでいると謎の女に出会う。その女に遭って以来、恐ろしい幻影に襲われ、日ごと体力が衰えていく。婚約者のマリーナ(ヴィクトリア・アガラコヴァ)もローマと共に幻影に悩まされるようになる。湖で泳いで以来、ローマの異変を感じていたマリーナは湖に向い、かって、この湖で起きた女の入水自殺を知る。自殺の原因を解明するごとに、女の想像を絶する恐ろしい逆襲が始まる!、そして信頼関係を深めたマイルズは、親友のサラと共にA-X-Lを守ろうと軍からの逃走を図る―。
「わたしたちの”それ”が、わたしたちを襲う」