製作:2017年アイルランド
発売:ニューセレクト
先祖代々から保有している古い屋敷で暮らす双子の姉弟。その屋敷には、0時までに眠ること、よそ者を入れないこと、姉弟離れずにいること、という3つの掟があった。弟エドワードは掟を守り引きこもることを望んでいたが、姉レイチェルは外へ出て行こうとしていたことで、屋敷の亡霊が存在感を増し始める。
「今も現存する”世界で最も怖い屋敷”を舞台にしたショッキングホラー」
という煽り文句が非常に魅力的なものの、
中身はめちゃくちゃ地味で画面も内容も暗く陰鬱、気が滅入って来る系のザ・ゴシックホラー。
特にショッキングな部分が全く何も無くて逆にショック。
第何次か分かりませんがおそらく大戦直後のアイルランドの田舎町で、妙なしきたりと病んでる弟に縛られた姉が村の小作人と駆け落ちしようとか何とか悩んだりしながら結局亡霊に襲われて云々という至極オーソドックスな作り。
人が全然死なないし、間延びしており非常に辛気臭くて退屈でしたが多分このジャンルとしてはそこそこ悪くない出来とは思われます。