4度目の転勤が命じられて1か月少々、ようやく引っ越しが完了いたしました。荷造りやら手続きやらが忙しかったせいで3月はたったの9本しか映画を観ることができず、そのせいかアクセス数がガタ落ちしております。これはいけない。今度は荷ほどきしたり新しい部署に適応したりとまだまだ色々ありますが、ここも世間様に見捨てられない程度には更新していきたいと思います。
ところで私の引っ越しの回数は通算だと8回目にもなり、もはや引っ越し指南サイトの運営すら出来そうなほどの経験を積んだと言っても過言ではありません。まあそんな面倒なことはやりませんが。それはともかく、近年「引っ越し難民」という言葉が出回るほど需要と供給のバランスが狂ってきているのは周知のことと思いますが、なんと今回私が引っ越すのにかかった費用は驚愕の
「338000円」
でした。これは狂ってる。単身で移動距離130キロで338000円。単身としては荷物が少々、いやかなり多いのは認めますが、それにしても338000円。参考までに言いますと、6年前に短距離での引っ越しをした時は同じ業者で50000円ちょうどでした。引っ越し料金の相場などあってないようなものとは言いますが、ここまでとは…。営業の人も憔悴している感じで、ヘタに値切ったり相見積を取ろうものなら普通に断られそうな雰囲気でした。
しかもそんだけ要求しておいて作業員はドライバーを除いてたったの2名だけ。おまけにそのうち1名が女性だった時は本当にできるのかどうか疑いの目で見てしまいましたね。実際は女性ながらもかなりの腕力をお持ちでしたし後から留学生のバイト数人が応援に来ましたけども。人手不足の深刻さを実感しました。
入学・卒業の時期は変えられないにしても、企業は社員を3月に転勤させるのはもうやめるべきですね。今回は4回目の転勤とあってか全額会社が持ってくれるようですが、もし自費だったら引っ越し破産しますよこれは。支払額が高すぎて限度額を超えたのか何なのかクレカ払い出来なくて焦りました。
で、今は日用品の荷解きと当座の買い物を済ませて休憩しているところですが、外ではモリモリと雪が降り注いでおります。
さすが道北、4月など冬のうちです。田舎です。
もう平成も終わり令和の時代が到来しようというのに、この街は我関せずという顔つきで濃厚な昭和臭に包まれております。何しろ半世紀前から営業してそうな古臭い貸本屋やら酒屋やら牛乳配達屋やら八百屋やらスナック照美やらが潰れてない。信じがたいことにどれもボロボロになりながらもまだ営業してます。とうに忘れ去ったはずのものが、まだここにはある。車も古いのが多く走ってます。ラシーンとか。なんとノスタルジーを喚起する光景か。少なくとも札幌圏にはもうこういう街は存在しないと思うのでこれはこれで貴重な街並みかもしれません。
ところで私の新しい住処はリビング18畳+洋室8畳+洋室8畳、屋根付き駐車場1台+青空駐車場1台、で家賃5万円台と田舎のメリットを最大限に活用。首都圏ならばワンルームが関の山という家賃でも田舎だとこのように無駄に豪勢な暮らしを送ることができます。一人暮らしのくせにそんな広いところに住んでどうすんだとはよく言われますが、狭いといいことないです。狭いと必然的に家賃も安くなりますが、そうなると今度は民度が危ない。犯罪に巻き込まれたくなければあまり安いところに住むべきではないのです。まあ結局何が言いたいのかというと、首都圏のワンルームで窮屈な暮らしに疲れている人は一度道北の昭和臭い田舎でのびのび暮らしてみてはいかがでしょうか? という話でした。
1. 無題
Re:無題
確かに掃除機をかける時にケーブルの長さが足りなくて面倒ではありますね。
あと広いからって物を溜めすぎるとえらいことになります。うちには本とDVDが多すぎるのでそれらは一部屋に集約して、その分リビングと寝室はスッキリ広々使おう。…という計画です。