基本的に、サメ映画というのはほんの一握りの例外を除いてジャンク映画ばかりですが、
これはその中でも特にヒドイ作品でした。
私はサメ映画に限らずZ級映画をそれなりに観てきていますが、この「ロスト・ジョーズ」は
その中でもかなり最底辺に近いと言えます。
まず再生すると「ブレット・ケリー・エンターテインメント」と出てきます。
これは「ジュラシック・シャーク」と同じところですね。
個人的には「ジュラシック・シャーク」はまあ一応楽しめなくもなかったので
似たようなクオリティを期待したのですが、「ロスト・ジョーズ」は
あれをはるかに下回ってきました。
サメ映画なら低クオリティでも許されるというようなことを言ったことがありますが、
これはさすがにサメとはいえ許されざる領域です。
つまらない映画なら許すことが出来ますが、この映画には何もありません…
あるのはただただ「虚無」そのもの…