製作:2018年アメリカ
発売:TCエンタテイメント
カメラマン志望の極貧青年ショーンは、親友のデレクと2人で空き巣を繰り返していた。しかしある日、見るからに金持ちの独身男の家へ侵入すると、そこには女性が拘束監禁されていた。その場では救うことが出来ず、警察には何度通報しても信じてもらえない。どうしても女性を見捨てられないショーンは自らの手で再度救出を試みるが、犯人の狡猾な罠に嵌められていく。
空き巣に入ったら家主が拷問マニアのサイコ殺人鬼だった系サスペンス。
尺は1時間50分とかなり長めですが、適度にスリリングで全く退屈することなく最後まで観れました。
この手のサイコサスペンスでは、犯人がどれだけヤバイ奴なのかを表現するところに力を入れてほしいと思っているのですが、本作はその点すごくヌルめで、直接的な暴力描写はほぼ皆無だし、厭な想像を膨らませてくれるほどの恐怖演出もないのでかなりライトな作風でした。拷問殺人するぞするぞ~と散々思わせぶりに見せかけといて結局まったく何もしないのはさすがに拍子抜けでしたね。いや、別にそんな凄惨なシーンを観たいというわけではありませんが。