ミラー彗星が地球に接近していた夜、
友人同士8人で集まって夕食会を開いていたエムたち。
突然の停電をきっかけに、奇怪な現象が起こり始める。
なんとすぐ近くに全く同じ家、全く同じ自分たちが存在していたのだった。
…という、量子力学の観測問題のうち、SFでは定番の「シュレーディンガーの猫」を引き合いに出して別世界の同一人物グループとの干渉を描いたSFスリラーです。
非常に面白かったのですが絵的に派手なシーンが全く無く、ほぼ室内で8人の会話だけで話が進むので恐ろしく低予算、地味な映画です。
それだけにネタバレをしてしまうと観る意味がなくなってしまいそうなので、
今回は核心についてのネタバレはしません。