製作:2016年アメリカ
発売:トランスワールドアソシエイツ
携帯アプリ等を手掛けるIT企業チューリー社は、サーバー室の環境管理のためのネットワークアシスタント「MANA」を導入。
その日の夜、企業テロリスト3人組がチューリー社に侵入。当直の社員たちを拘束するが、直後にMANAが暴走をはじめる。
サーバー室に閉じ込められた彼らを、MANAの毒ガスやナノマシンが襲う。
「これが人工知能の暴走だ!」何という安い煽り文句!
しかもジャケットで誰だか分からない女がすごく微妙な表情で握っているのはなんでしょうか?
電動インパクトレンチか何か?
というわけで、AIの暴走をテーマとした自主製作映画です(たぶん)。
登場人物がオタク的な映画談義に興じたり、クライマックスでファミコン調のBGMと共にロックマンが出てきたりと典型的なオタクによる趣味全開な映画でした。
趣味全開なのは全く構わないんですが、ストーリーや設定が意味不明なのはどうにも擁護のしようがございません。
トランスワールドアソシエイツプレゼンツという時点で、100点満点で10~20点くらいの映画を想定して借りてきてるわけですが、これは8~9点ぐらいでしたね。惜しいと言えば惜しい。しかし20点クラスの映画でも充分満足だよという自称優良顧客(?)をガッカリさせないでほしいものです。