私はサメ映画が大好きです。
きっかけはもちろん幼少の頃に見た「ジョーズ」。
これのせいでホラー、スリラー、パニック系の映画が大好物になっていくんですが、
それとは別に「サメ」に対して特別な思い入れが出来てしまったのです。
それからレンタル店でとりあえずサメ映画を借りたり、
中古屋でサメのジャケットを見かけたらとりあえず購入したり
などということを繰り返したのですが、そこまでやる人はどうやら少ないようです。
なぜかというと…そのことごとくがC級以下のクオリティだったから。
こっちはサメが見たくて金を出しているのに、
ハリボテのサメが出てくればまだいい方で、
そもそもほぼ姿を見せないとか、
ドキュメンタリー番組の映像を流用してるっぽかったりとか、
他の映画の映像を流用してるっぽかったりとか、
PS1以下のCGだったりとか(これが一番多い)。
そんな感じで、サメ映画というのは一大ジャンルを築いているように見えながら(?)
その実ジョーズの影にゴミの山があるというだけのお寒い状態だったわけです。
私の知る限り、「まともなサメ映画」と言えるのはジョーズ1作目と「ディープ・ブルー」だけ
という氷河期が長らく続いていました。
(「オープンウォーター」はまともでしたが出来は微妙)
しかしそんな状況でもなぜかZ級サメ映画はリリースされ続け、
(もちろんテレビ映画やレンタルビデオのみで劇場公開作など全然ありませんが)
ここ10年ほどは変化球が増えてきました。
「シャークネード」サメ台風
「ゴーストシャーク」サメ幽霊
「シャークトパス」タコザメ
「ダブルヘッドジョーズ」そのまんま
「トリプルヘッドジョーズ」
みたいなやつです。
ああ…キワモノ路線に活路を見出し始めたか…
でもなんでそこまでしてサメ映画を作りたいの?と一度聞いてみたくなる
アメリカ人の異常なサメ映画愛ですが、
もうまともなサメ映画は出てこないのかという悲しみもあります。
ところがです。
2016年、なんとサメ映画が劇場公開されるという大事件が起こりました。
しかも東京だけとかじゃなく全国でです。それは
「ロストバケーション」
という超ダサイ邦題でした。
いや、「地獄の殺人ジョーズ 狙われた金髪の美女」みたいな邦題じゃないだけマシですが。
詳しい感想はこの記事では書きませんが、素晴らしい内容でした。
思わず「サメ映画史上No2」とか熱いレビューをアマゾンに投稿してしまったくらいです。
そしてそれから1年後の2017年…
またしてもサメ映画が公開されるというではありませんか。
そう、「海底47m」です。
これについて語りたいからブログを開設したようなものです。
とはいえ、前述のとおりまともなサメ映画は滅多に現れないし
ジャンク映画ばかり見る趣味ってわけでもないのでサメ映画の記事は10本に一つ?くらいの
ペースにはなるかと思いますが。
それでは次の記事からそういう感じで書いていくので
よろしくお願いします。