製作:2019年アメリカ
配給:KADOKAWA
ネルス・コックスマンはコロラド州の田舎町キーホーで除雪業を営んでおり、模範市民賞を受賞するほど勤勉で真面目な善人であった。しかし、息子が麻薬を巡るギャングの諍いに巻き込まれ殺されてしまう。ネルスはギャングたちを皆殺しにせんと拳を振るい除雪車を駆るが、ギャングたちは他の勢力からの攻撃と勘違いしそれがまた別の抗争に発展してしまう。
2014年のノルウェー映画「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」のリメイク版。
「怒りの除雪車」がタイトルのわりに大人しめだったので、リメイク版はさぞかし今風にアメリカナイズされて「96時間」ばりにエンタメ度が高められているのではないかと期待していました。が、本作の監督はオリジナル版と同じ人。ってことでオリジナル版に非常に忠実なリメイクでした。元々が面白い映画なので本作も同様に楽しめはするんですが、細部に至るまでほとんど同じです。これならリーアム・ニーソンのファンでもない限りは両方観る必要はないかなという気がします。