ある好事家の記録 主に変な映画の感想

変わった映画を見つけたらそれを語りたいブログ。  主にモンスターパニック映画、特にサメ映画の感想が多め

2018年 珍作映画10選





一応ここは「変な映画」…つまり珍作がメインテーマのブログではありますが、珍作とは一体どういうものを指すのか?
そこのところを案外深く考えたことがありませんでした。
カテゴリも何となく気分で分けてますからね。
明確な定義があるわけでもない。

まあ、単純に鑑賞中「何だこりゃ」と思った回数が多かった映画ということで、2018年に劇場公開またはDVDリリースされた作品の中から10作ほどチョイスしてみました。
(ベストかワーストに入ったものは除外)

クオリティは問わないから、とにかく変な映画が観たい!
という、大勢と同じものを共有するだけでは飽き足らないマニアの方はぜひ参考にしてください。








10.アンビュランス911




珍作度★


救急車をテーマにしたホラー映画は大体珍作と化します。
というか、恐怖を描くべきホラーで本来は人を助けるはずの救急車をテーマに選んだ時点で相当ひねくれてます。
しかも本作の場合、豊胸手術をストーリーや演出に深く絡めてくるという謎のこだわりまであり、結構なインパクトがありました。…ただ、面白くはないです。

2018/10/5「アンビュランス911 感想





















9.デスキャンプ 死獣たちの宴



珍作度★

「バカの自滅」をテーマにしたスラッシャー(?)映画。え~自滅ってことは屍獣も殺人鬼もなにも襲ってこないの~とテンションダダ下がりで鑑賞してたら、強烈なラストに大笑い。
普通なら笑えない絵面なのに、全くそんなことのためによくやるよと感心します。

2018/5/5「デスキャンプ 死獣たちの宴





















8.恐怖の臨界点



珍作度★

見た目も設定も邦題もすごく地味な雰囲気しか無いのに、やってることはかなりのトンデモ。時々こういうのがあるからNETFLIXもあなどれない。


2018/11/22「恐怖の臨界点 感想





















7.モンスター・モーテル




珍作度★★

汚物と下ネタがこれでもかと噴出する低予算ゾンビ映画の怪作。
フケツさもここまで極めれば、それはそれで大したものだなあと妙に感心。
アホな若者がイタズラで仲間の顔に下痢便を直接噴射したシーンは、忘れてしまいたいが多分一生忘れられないでしょう。
文字通りのクソ映画だけどちょっとだけ面白いので実は結構オススメ。

2018/9/20「モンスター・モーテル 感想






















6.68キル





珍作度★★

結構まともに楽しめる部類の映画ではあります。ただ頭のネジが外れまくったサイコでクレイジーなビッチ共の暴れっぷりが割と度を越しており、相当アクが強い作品なのは間違いない。個性と面白味を両立出来ているのでこれも結構オススメできます。


2018/7/1「68キル 感想






















5.デイ・アフター・トゥモロー2018



珍作度★★★

何だか味も素っ気もなかった「2017」から一転どえらく濃ゆい味付けに。
まあ実際「2017」とは何の関係もないんですがね。
エメリッヒのパチモンのくせにディザスター系じゃなくで寄生モンスター映画なのも驚きだし、造語満載でやたら難解なのいかがなものかと思う。

2018/12/5「デイ・アフター・トゥモロー2018 感想





















4.鮫の惑星:海戦記



珍作度★★★

前作と比べても全く面白くも何ともないスーパークソサメ映画。
ワースト10に入るほど図抜けた酷さではありませんが、その半端さがかえって良くない。
しかし「サメ使い」なる能力者たちによるサメを使役したバトルはそれなりに可能性を感じなくもない発想でした。そこら辺を発展させた3作目に期待するとしましょう。

と思ったら当のマーク・アトキンス監督のサメ映画次回作は「シックスヘッド・ジョーズ」なのか…さすがB級屋は節操がない。

2018/1/24「鮫の惑星:海戦記 感想























3.エマ/EMMA デッド・オア・キル



珍作度★★★★

ジャケットの人が主演女優と全く似ても似つかないのがもう相当アレ。
さんざん超エリート戦士であると語られていたはずのエマがいざ戦闘になると案外弱っちくて逆にビックリ。あのくどい前フリでそれはどうなんだと。
しかし敵である強盗団はさらにくそ弱いという驚愕のデフレバトルでニッコリ。

2018/6/8「エマ/EMMA デッド・オア・キル 感想






















2.キュート・リトル・バニーズ



珍作度★★★★☆

英国紳士プレゼンツ変態ウサギ映画。エイリアンうさぎによる人体クラッシュカーニバルは一見の価値あり。しかし人類側の唯一の対抗手段が小便というのはさすがにいただけない。ウサギに小便をかけまくるクライマックスがバッチくてアホくさすぎてたまらない、小便臭漂う珍作。

2018/2/4「キュート・リトル・バニーズ 感想


















1.2018(doomsday device)



珍作度★★★★★

2018年 世界は終焉(おわ)る

オッサンが放つビームによって…。


我らがコリン・ネメック主演によるクサレポンコツ超大作。
ローランド・エメリッヒ監督作のパチモンはどうしてこうも珍作が乱発されるのか?
しかもこれもディザスター映画ではありません。ジャケと邦題をパクりたかっただけというやっつけ仕事ぶりがたまらない。

中身の方は、まあかなりのゴミカス映画と言わざるを得ませんが、
オダ・ノブナガのお宝ジュブツを用いて世界征服を目論む「暗黒街の全首領を束ねる世界組織の長」と二挺拳銃ネメックやニンジャが入り乱れビームを連発するヘナチョコバトルは観る価値がある…かもしれない。

2018/1/18「2018(doomsday device)感想













さていかがだったでしょうか。
「68キル」はそこそこヒットしたようですが、それ以外のはほっとくとすぐに埋もれて行きそうな気配がします。
特に「2018」は多分誰も見たことないと思います。
変なモノ好きな人はぜひ観てみてください。


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プロフィール

HN:
岩石入道
性別:
男性
自己紹介:
B級~Z級映画が主食。ホラー、モンスターパニック系が特に好き。目についたサメ映画全てチェックしたい
krgm200@gmail.com

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