パニック・イン・ベガス　エイリアン襲来　感想（？）

……しかし、とはいえ、本作はあまりにもクソすぎました。お前はいくらなんでも適当すぎるだろと文句を言いたくなってしまった。


うん…何でしょうこれは…。
一見ラスベガスにエイリアンが襲来してくるかのような雰囲気の映画に見えますが、例によって全く異なります。
なんか中年の医者がゴムマリみたいな偽乳の金髪女性をとっかえひっかえして色々やりまくるだけのゆる～いポルノ映画です。まあ、年齢制限とかはありませんが。


ＳＦアクション…？
エイリアンの陰謀…？
ラス…ベガス…？


そんな要素がどこにあったのかまったく分からんのですが、
本作を観ていると数分おきに画面が乱れることに気が付きました。
なんか一瞬だけ緑の変な画面がチカチカ映り込むのです。

これはもしかして何らかのサブリミナル効果、洗脳を狙っている！？
なるほど、これがエイリアンの陰謀というわけですな。


という点だけがちょっと面白いかもしれない、と言えなくもない…いや言えないけど、それぐらいしか感想の述べようがない真性Ｚ級映画でした。
さすがの私も全部は観られませんでした。寝ました。時々変なＣＧの宇宙人が映っていたような気がしますが、夢か現実かサブリミナルかよく分かりません。ラストでなんか手から電撃を出し合って戦ってたのはかろうじて覚えてますが、明日になったら忘れていることでしょう。いや、忘れるべきなんです。


良いＺ級映画もある。
だけど、悪いＺ級映画もある。


本作は後者であったという話です。
こういうのは観ちゃいけない。これは癒しじゃない。
（ゴムマリが好きな人は観てもいいかもしれないけど）

コンマビジョンはどうして本作をソフト化しようと思ったのか。
アマゾンはどうしてプライムビデオで配信しようと思ったのか。
そこを問い詰めたいです。ものすごく。